事務所概要

2017年3月
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 老舗の中小企業が存続してきた理由は、「不易流行」と「共生共益」ではないでしょうか。地域経済に根差し、地域のリーダーとして環境を変化させてきたことで、続けてこられたのだと思います。私どもの顧問先の中にも創業40年、50年という会社がいくつも出てきました。それらの会社の話を聞いていると、業界の中でも、そして地域の中においてもリーダーとして活躍され、社員と家族、得意先と仕入先、地域と経済と、共に生きていくことで変革を続けているように感じます。
 しかしながら、一方で過去の延長線上には事業の存在が危ぶまれる業種が多くあるのも事実です。AIの技術の進化により半数の業種が人からロボットにとって代わられるとさえ言われています。ある日突然、自社の事業がロボットに・・・これまでの事業の継続が「断絶」してしまう業務はどの会社においても必ず存在しています。そのスピードは日に日に早まっており、その兆候は既に様々な現象として表れてきているはずです。

 ICTの波はAIという頭脳を得て、加速度的に従来業務を変革していきます。わたしたちはその環境変化に柔軟に対応していかなければなりません。業態の中には「断絶」してしまうものもあります。それを突破するヒントは、これまでの歩みの中にきっとあるはずです。
 変化の本質を見極め、それを受け入れ、これまで培ってきた会社の持っている強みを柔軟に変革させることで活路が見いだせるでしょう。また、一社でできないことが連携をとることで新しいことが生まれる可能性もあります。イノベーションは「ずらしてみる」「つなげてみる」ことで生まれてきます。自社や業界を取り巻く環境との「共生」を考えながら10年後も残るものを考えてみる。そこに事業としての生き残りと本質があるのだと思います。

 今年は一年の方針の中に、新事業開発を組み込んでいただき、成長発展の準備をしていきましょう。

税理士法人 西川会計 代表税理士 西川 豪康

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